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お風呂の浴槽の水が流れにくくなった症状の対策

お風呂のトラブル「浴槽の水が流れにくくなった」の症状&状況例

浴槽に溜めたお湯はお風呂から出る時に抜いて、シャワーなどを使って浴槽を洗い流して掃除する人は多いと言えましょう。
浴槽のお湯は底にある栓を抜けばお湯が排水溝へと流れて処理が出来るわけですが、お風呂の栓を抜いた時に、浴槽の水が流れにくくなったなどのトラブルが起こるケースがあります。

浴槽の排水溝の構造をしっておきましょう

栓を抜いてから数分で浴槽の水を抜く事が出来るのに、いつもよりも時間が掛かるなどの場合は排水溝の詰まりが原因になっているケースが多く、症状が悪化すると洗い場の排水口から浴槽の水が逆流する事もあります。
浴槽の排水口からの水は、洗い場の排水口に繋がっているため、その先にある排水溝が詰まると水の流れが堰き止められてしまい、下水に流れるはずの水が洗い場の排水口から吹き出す事があります。
これは洗い場の水が流れにくくなるのと同じで、排水溝に異物が溜まり水の流れを悪くしている、堰き止めているなどからも、浴槽の水がながれにくくなったなどのトラブルに繋がって来ます。

浴槽の水が流れにくくなったは排水溝つまりの予兆です!

ちなみに、浴槽の水が流れにくくなったなどの水トラブルは排水溝の詰まりの予兆でもあり、そのままにしておくと今度は浴槽からの水が洗い場に逆流するトラブルを引き起こす可能性が高くなります。
お風呂は洗髪を行った時の髪の毛やシャンプーなどのカス、皮脂などの汚れが排水口から流れる事になります。
排水管内部は利用年数が長くなるほどヘドロなどで覆われており、この部分に髪の毛がなどが付着すると、汚れが溜まりやすくなります。
排水溝は下水路へと続く入り口部分でもあり、ここで詰まりが生じてしまう事もありますし、洗い場と浴槽の排水口の間で詰まりが生じる事もあります。
洗い場と浴槽の排水口付近で詰まりが起きている時には、浴槽の水が流れにくくなったなどのトラブルが起きても、洗い場から流れる水は排水溝に導かれるので流れが悪くなる事はありませんが、排水溝付近で詰まりが生じた場合は、洗い場の水だけではなく、浴槽の水が流れにくくなったなどの2つのトラブルが同時に起きてしまう事もあるわけです。
水の流れが悪くなった時には、排水管や排水溝などでの詰まりを疑う事が大切です。
ちなみに、排水溝などの詰まりはお風呂の異臭などにも繋がります。
お風呂に入っている時に変な臭いがする、下水のような臭いがするのは詰まりが生じている可能性が高く、水の流れが悪くなるだけなく臭いなどの影響が起きるため詰まりを早めに解消する事が大切です。

お風呂の浴槽の水が流れにくくなった場合の修理方法・応急処置

お風呂の浴槽の栓を抜いてお湯を流した時、浴槽の水が流れにくくなったと感じた場合には排水溝などの詰まりが起きている可能性が高い事を把握しておきましょう。
普段は数分で浴槽の水がなくなるのに、今日は中々減らないなどの場合は水の行き場がなくなるなどからも流れが悪くなります。
浴槽の排水口と洗い場の排水口は異なる場所に設置が行われていますが、それぞれの排水口から流れる水はお風呂場の下にある排水路に流れて合流します。
合流した後は排水溝に水が流れ出て下水に導かれるようになっています。
お風呂の下にある排水口の上側などはきれいに掃除をしても、排水路内部などについてはあまり掃除をしない、掃除する事が出来ないわけですから詰まりが起きやすいとも言えましょう。

排水溝に重曹やパイプ洗浄剤を流してみましょう

浴槽の栓を抜いて流れが悪い時は栓を一旦元に戻してから、洗い場の排水口から重層やパイプの洗浄剤を流し入れて30分ほどそのままにしておきます。
時間が経過した時点で浴槽の栓を抜いた時に水の流れが良くなった場合は排水溝の詰まりが原因で流れが悪くなっている事が分かります。
しかし、重曹やパイプの洗浄などを使っても浴槽の水が流れにくくなった状態が直らない場合には、浴槽下の排水路に詰まりが起きている可能性が高くなります。
お風呂の排水口は2か所あるため、それぞれの排水口下あたりで詰まりが生じている場合は、排水路に関係なく流れが悪くなるケースもあります。
浴槽の水を一旦すべて抜いてから、排水口に重層やパイプ洗浄剤を注入して30分ほど放置、その上で水を浴槽の中から流して流れの良し悪しを確認してみましょう。

普段から排水溝まわりの掃除を徹底しておきましょう

浴槽の排水口を上から覗いた時、髪の毛などが大量に固まって付着しているケースがあります。
こうした異物は排水溝に流れてしまうと汚れの塊になりやすいため、排水口から見える部品で髪の毛などの塊を見つけた時には割り箸などを使って取り除いておきましょう。
排水溝は排水口よりも奥の方にあるなどからも、普段の掃除では手が届かない場所です。
排水口からは色々な異物が流れる事になるため、汚れが排水溝付近で溜まると浴槽の水が流れにくくなったなどのトラブルが起きてしまうケースが増えます。
流れを解決するためには流れを悪くしている原因を排除する事であり、重曹やパイプ洗浄剤などが役立つ存在になってくれるケースが多いのです。
薬品を使っても詰まりが解消出来ない時などはワイヤーブラシを使って汚れを取り除く方法もあります。

お風呂の浴槽の水が流れにくくなった場合の予防方法

お風呂の栓を抜いて水を流す時にいつもと違い流れが悪い、浴槽の水の減り方が遅い時には排水溝や排水路内部などに詰まりが起きている可能性が高くなります。
時間は掛かるものの水が流れるのでそのままにしておくと今度は流れが悪くなるだけでなく、洗い場の排水口から浴槽の水が流れ出て来るトラブルを引き起こす事もあります。

掃除のときに排水溝の汚れも除去しましょう

日頃からお風呂場をきれいに掃除するケースは多いかと思われますが、排水溝には色々な汚れが溜まりやすく掃除の中で排水溝の汚れを除去するなどを取り入れてあげると詰まりの予防に繋がります。

排水溝になるべく髪の毛が流れない工夫をしましょう

また、排水口に流れる髪の毛を極力減らす工夫も詰まりの予防に効果を持ちます。
洗髪する時に髪の毛が排水口に流れないように注意するのは難しいかと思われますが、排水口にネットを付けておいてマメに髪の毛を取り除くだけでも効果がありますし、浴槽の水を抜く時などもネットを底に付けておけば排水口から流れる汚れなどは最小限に抑える事が出来ます。
家族が多い家庭などの場合、1日に数名が入浴する事になるため汚れの量も多くなります。
その都度お湯を換えるケースはあるかと思われますが、1度の入浴で髪の毛や皮脂などがお湯の中に入り込む、これが排水口から流れてしまい排水管内部の汚れと混ざり合わさるなどして水流を悪くする汚れの塊を作り上げてしまいます。
排水管内部の洗浄を行うのも詰まりを防止する秘訣でもあり、パイプ洗浄剤を使って定期的な洗浄を心がけるのも大切です。

排水溝内部の洗浄に重曹がおススメです

パイプの洗浄剤だと不経済と感じる人も多いかと思われますが、重曹なら経済的に利用する事が出来ますし、パイプの洗浄剤の場合は排水管などの掃除のみに利用するのに対し、重曹は住宅の中の様々な場所の掃除に活用出来るなどのメリットを持っています。
ちなみに、重曹は汚れを浮き上がらせてくれる作用があるので、パイプ内部に散布しておけば内部で汚れが浮き上がるなどからも詰まりの解消に最適です。
トイレなどの詰まりなどの場合も便器に重曹を流し込んでおいて、30分前後そのままにしてからラバーカップを使って水圧を与えると、今まで流れが悪かった便器がすっきりと流れるようになるケースも少なくありません。
浴槽の水が流れにくくなった時なども、浴槽内の水を一旦抜いてから排水口と洗い場の排水口2か所から重曹を流し込んでから30分ほど経過した後に水を流すと詰まりが解消出来ているケースもあります。
日頃のお掃除の時に利用しておけば詰まりが起こりにくくなるなどお勧めです。

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