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給湯器・ポンプの配管からの水漏れの症状対策

給湯器・ポンプのトラブル「配管からの水漏れ」の症状&状況例

給湯器はお湯を沸かす器具です。
生活には欠かせない存在でもあり、給湯器がいつも正常な状態で動作している事で暮らしを快適なものにしてくれます。

給湯器の仕組みを知ろう

水道管で供給が行われる水を銅管に送り込んで、銅管をガスを使って点火したもので熱し、内部の水をお湯にするのが給湯器の仕組みです。
給湯器で作ったお湯はキッチンや洗面所の蛇口から給水が行われると同時に、お風呂のお湯としても使用します。
最近のお風呂には追い炊き機能が付いていますが、ぬるくなったお湯を湯沸かし器に戻して温め直したものを再び浴槽に戻すための循環ポンプが追い炊き機能の中にあります。
スイッチを押すだけで追い炊き機能が働くなどの利便性を備えている製品が多くなっていますが、浴槽の排出口から給湯器までの間にはお湯を給湯器に送り込む循環ポンプと配管が設置してあります。
ちなみに、給湯器はガスを使っている器具ですが、ポンプを動かしているのは電気ですし、スイッチを押して追い炊き機能を使えるようにしているのも電気になります。
ポンプを動かすためには電源が必要となるので電気回路が故障するとポンプが動かなくなる、給湯器のコントロールが出来なくなるトラブルが起きるケースもあります。
また、循環ポンプと配管などによるトラブルが発生すると追い炊き機能が使えなくなるだけでなく、浴槽とポンプを接続する配管や給湯器とポンプなどに利用している配管からの水漏れなどのトラブルが起きるケースもあるため注意が必要です。
ポンプに浴槽のお湯を送る配管からの水漏れが生じると、給湯器に流れる湯量が減る事になります。
給湯器内には水量センサーが付いているなどからも、水を追加した形で湯沸かしを行い、浴槽にお湯を送り込みます。

給湯器配管からの水漏れの危険性

しかし、給湯器から浴槽に循環する配管からの水漏れが生じている場合、湯船の湯量が減るなどのリスクも生じるなど、配管からの水漏れは快適な生活への影響を与える事になりかねません。
さらに、配管は住居内に設置してある設備で、配管からの水漏れは住居内で生じる事になります。
目に見える部分ではないため配管からの水漏れが生じている事が続いているケースもあります。
建物内部で水漏れが生じてしまうと、木材などを腐らせる、白アリ被害に遭いやすくなります。
最近の給湯器は電子制御タイプが主流になっていて、センサーを使って状態を監視する機能が付いています。
配管から水漏れが生じている時などはセンサーにより異常を知らせてくれる機能を持つタイプもあります。

給湯器の配管からの水漏れの修理方法・応急処置

給湯器には常に水が器具に流れるようになっていますが、給湯器は常にお湯を沸かしているわけではありません。
給湯器には主電源が設けてあり、主電源をオン状態にするとお湯を沸かすための準備が出来ます。
次に、お湯の出る蛇口を捻ると給湯器内部のファンモーターが回転して、ガスに点火するための火花を発生させ、銅管を通る水を熱してお湯にします。
それが蛇口から流れて来るわけですが、最初はお湯ではなく水が流れるのは銅管の中を流れる水がお湯になっていない、点火して間もない時には最初の水が蛇口から流れているからです。
また、給湯器にはお風呂のお湯をポンプで循環させて湯船のお湯を温め直す追い炊き機能として利用出来るタイプも増えています。
循環ポンプで給湯器に配管を通じて送り込む、給湯器で温め直したお湯が配管を伝わり浴槽に戻るのが循環ポンプの役割です。
配管の水漏れが生じているとお風呂の湯量が少なくなる、給湯器の水量センサーにより湯量が変わらない場合もあります。
湯量が少なくなればいつもとは違うなどと気が付きますが、湯量が変わらないのでは配管から水漏れが生じている事を知る由もありません。
但し、給湯器は安全に利用出来る工夫が行われており、異常が生じている時には壁に設置してあるリモコン画面にエラーが表示されるケースもあります。

給湯器のリモコン画面にエラーが表示されたら

エラーが表示された段階で使用を中止する事が応急処置の基本となります。
主電源を切る事で給湯器への給水は停止しますが、異常箇所が特定出来ないため水道の元栓を閉じておく、給湯器のバルブを閉じるなどを行っておくと安心です。
水道の元栓はマンションなどの場合であれば玄関横にある水道メーターやガスメーターなどが設置してある場所に設けてありますし、一戸建て住宅の場合も玄関先などにある水道メーターが設置してある場所に水道の元栓が付いているのでハンドルを回して閉じておきましょう。
給湯器の主電源は住居内のリモコンパネルに付いているスイッチを押せば止まりますし、給水バルブは給湯器に付いています。
ちなみに、給水バルブはお使いの給湯器の取り扱い説明書に掲載してありますが、取り扱い説明書が見つからない時には給湯器メーカーのサイトを利用すれば給水バルブの位置を知る事が出来ます。
給湯器のポンプの故障や配管の水漏れなど、トラブルの原因を特定する事が難しい、内部構造が複雑でありガス器具などからも専門業者に依頼して修理もしくは交換をお願いするようにしましょう。

給湯器の配管からの水漏れの予防方法

給湯器は長く使えば使うほど老朽化する事になります。
給湯器の主電源は1日24時間付けたままの人も多いかと思われますが、主電源を入れておけば蛇口を捻ればすぐにお湯が流れて来るので便利です。
絶えず動き続けているなどからも給湯器は経年劣化により部品が消耗するなどでトラブルが起こるケースも多くなるわけです。
循環ポンプや配管は住居内に設けてある設備ですが、住居内と言っても壁の内側で普段は目にする事はありません。
そのため、配管から水漏れが生じていても気が付かないケースが多いのです。
しかし、追い炊きを行った時に湯船のお湯が減っている、リモコンパネルにエラーが表示されている時などは配管からの水漏れが起きている可能性も高くなりますし、湯船のお湯が減るのは配管から水漏れが生じている原因とも言えましょう。

給湯器の様子がおかしい時は専門業者に相談しましょう

いつもと違うと感じた時には専門業者に故障しているのか否かを確認する事が大切です。
専門業者に依頼をする時には評判が良い業者を選ぶ事が重要で、修理を行えば使える給湯器でも交換を勧めて来る業者も存在しているなどからも信頼出来る業者さんを選ぶようにしましょう。
リモコンパネルに表示されるエラーは誤動作の場合もあるので、一旦主電源をオフにしてから電源を入れ直してみましょう。
主電源をオンにしてもエラーが表示されるのであれば専門業者に来て貰って給湯器の点検を行って貰いましょう。
給湯器の不具合にはお湯が流れて来ない、温度が不安定ですぐにぬるくなる、もしくは熱いお湯が急に出て来る、追い炊きが出来ないなどがあります。
水漏れなどと違っていつも利用している時とは違った症状が起きているため、違いがある事を把握出来るようにしておく事も配管からの水漏れや給湯器の故障を予防する効果にも繋がります。
違いがあると感じた時には自分で修理をするのではなく、給湯器の修理実績を多数持つ業者に見て貰うと良いでしょう。

給湯器の定期的なチェックはトラブル予防になります

屋外に取り付けてあるなどからも給湯器を見る事も少ないかと思われますが、給湯器の下側が水で濡れているなどの場合は水漏れが生じているケースもあります。
毎日見る必要はありませんが、定期的に給湯器の状態を確認しておく事も症状が悪化せずに修理を依頼出来るメリットに繋がりますし、20年まで使っていない、10年程度の場合には給湯器の交換ではなく修理で直る場合もあります。
普段とは違うと感じた時には使用を中止して業者に連絡が故障やトラブル予防に繋がります。

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