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トイレのウォシュレット内部の水漏れ症状の対策

トイレのトラブル「ウォシュレット内部の水漏れ」の症状&状況例

ウォシュレットは家庭だけでなく、オフィスや公共施設、ホテル、ショッピングセンターや飲食店など様々な施設で利用が行われている温水洗浄式便座です。
トイレットペーパーの使用量を減らせる、きれいに洗浄が出来る、気持ちが良いなどのメリットや魅力がある事からも人気を集めています。
ちなみに、新幹線などのような車両のトイレにも温水洗浄式便座が利用されているなど、今の時代普通のトイレでは用をたせないなどの人もいるのではないでしょうか。

ウォシュレットとは・・・

ウォシュレットは温水を使ってお尻などを洗浄してくれる設備で、便座は本機能が付いているものです。
温水を作るための電気や便座を温めるためのヒーターなど電源が必要になります。
ウォシュレットは家電量販店に行けば色々な種類の中から気に入ったものを選んで自宅のトイレに取り付ける事が出来ます。
但し、電源が必要になるためトイレに電源コンセントがない場合には電気工事が必要になるので注意が必要です。
既存のトイレに取り付けが出来ると言われても、和式の便器には取り付けが出来ませんし、ウォシュレットを購入する時には便器のサイズなどを調べておく必要があります。

ウォシュレットを使っている人の多くは、普通の便器の掃除と同じようにきれいに掃除をしているケースは多いと言えましょう。
しかし、ウォシュレットは家電製品であり、普通の便器と同じような感覚で掃除をしているのでは、ノズルやボタンなどの細かな部分に汚れが溜まるなどトラブルの原因に繋がる事もあります。
また、ウォシュレット内部の水漏れなどが生じるケースがあります。
トイレは水漏れや詰まりなどのトラブルが起こりやすい場所です。
毎日使う場所なのできれいに掃除をしていても、気が付かない部分で汚れが溜まりなどでトラブルが起きてしまう事もあります。

ウォシュレットの水漏れ・・・

ウォシュレット内部の水漏れは、漏れる量に応じて原因と漏れる箇所が変わります。
内部にはパッキンと呼ぶパーツが使われています。
このパッキンはパイプの接続部分などに利用されているパーツで、接続箇所はしっかりと閉めてあっても小さな隙間などから水が漏れる可能性があるため、パッキンを使って漏れを防止しています。
ゴムなどの材料で出来ているため、経年劣化によりパッキンが損傷してしまい、そこから水が漏れて来ます。
この場合は、水が滲むように漏れて来るのが特徴です。
これに対して大量の水漏れが生じている場合には内部の故障などが原因のケースがあります。

トイレのウォシュレット内部の水漏れの修理方法・応急処置

ウォシュレットのトラブルには水漏れや温度調節が出来ない、温水ではなく水が出て来てしまうなどがあります。
電源を入れても動かないなどの場合、内部がどのようになっているのか、修理にチャレンジするケースもあるかと思われますが、ウォシュレットは電気製品であり、安易に分解してしまうと元に戻せなくなるケースや電源を入れた状態で分解を行えば感電などのトラブルを引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

仮に、ウォシュレット内部の水漏れがパッキンなどによるものであれば、パッキンを購入して交換を行えば修理も可能です。
しかし、大量の水漏れなどの場合はウォシュレット本体部分の損傷などによるもの、素人では手に負えないケースもあります。
この場合の応急処置としてはウォシュレットに給水をコントロールしている止水栓を閉じておく事です。
大量に水が漏れていると水が無駄に流れてしまいますい、漏れ方などによってはトイレ内部が水浸しになってしまいます。
止水栓を閉じてしまえばウォシュレットへの給水がストップするので水浸しなどのトラブルを避ける事が出来ます。
ちなみに、滲むような水漏れを発見した時も止水栓を閉じる事が基本です

パイプの接続部分からの水漏れの場合・・・

接続部分に入っているパッキンが原因で水が滲むように漏れて来ます。
パッキンの経年劣化は住宅の水回りで起こりやすいものです。
例えば、キッチンなどの蛇口からの水漏れ、浴室の混合栓からの水漏れなどの多くはゴムパッキンが劣化してしまう事で発生するケースが多くあります。
劣化したパッキンの中には形を成していないもの、ボロボロになっているなどもあります。
比較的新しいウォッシュレットでこうした症状が起きる事はありませんが、中古品などを購入した場合には注意が必要です。

パッキンを交換する場合・・・

パッキンを交換する時には、同じサイズのものを購入する必要があります。
パッキンが使われているパイプの接続部のナットを外してから、パッキンを取り出します。
サイズが予め分かる場合にはお店に出掛けて同じサイズのパッキンを購入すれば良いのですが、サイズが分からない場合には、取り出したパッキンをお店に持って行けば店員さんが同じものを店内から見つけてくれます。
ちなみに、接続部分のナットを外す時にはモンキースパナなどの工具類が必要になります。
お持ちではない場合など工具類もホームセンターで購入しておけば水トラブル時の修理に使えるので便利です。

 

トイレのウォシュレット内部の水漏れの予防方法

トイレ掃除を行う時にもウォッシュレットをきれいにする人は多いと言えましょう。
ウォッシュレットは電気製品などの理由からも普通のトイレと同じような感覚でお掃除をするのではなく、ボタン回りなどの汚れをきれいに掃除する、温水を放出するノズルの洗浄も定期的に行うなどが長く使い続けるコツに繋がります。
ちなみに、ノズルの洗浄はウォッシュレットの機能の一つでもあるノズル洗浄で行う事が出来ます。
ノズル洗浄ボタンを押すと、水が出ない状態でノズルが手間に伸びて来るので、この状態できれいにしてあげるのがお勧めです。こまめに掃除をすればトラブル防止にも繋がります。

ノズル洗浄ボタンを押した時に、ノズルが動かないなどのトラブルが起きてしまう事もありますが、これは電気系統の故障でもあり専門業者に修理の依頼が必要です。
他にも電源が入らない時や温水が出て来ない、温水の温度調整が出来ないなどはいずれも電気系統によるトラブルです。

パイプの接続部分からの水漏れは修理出来る!?

パイプの接続部分からの水漏れはパッキンを交換する事で修理が出来ますし、工具類や交換するパッキンを用意しておけば自分で修理する事も出来ます。
給水管のパッキン交換手順は止水栓を閉じる事と電源をオフにする事です。
止水栓を閉じる作業は住居内の水漏れトラブルの際に必ず行うものですが、電源をオフにしてパッキン交換をするのはウォッシュレットなどのような電化製品特有の作業とも言えましょう。
水漏れを発見した段階ですぐに止水栓を閉じておく事は水の無駄遣い防止だけではなく、漏電などのリスクを防止する事にも繋がって行きます。
安全性が確保されている製品でも、万が一のトラブルに対処するためにも電源を抜く事を忘れないようにしましょう。

ちなみに、パッキンの劣化が起きていなくてもパイプの接続部分から水が漏れて来る事もあります。
この場合の水漏れが起きる原因はボルトやナット類の緩みなどによるもので、レンチなどを使ってナットをしっかりと締めるだけで水漏れを解決する事が出来るケースもあります。
ボルトやナット類は自然と緩んでくる事が多いなどからも、普段のお掃除の中でナットの緩みが起きていないか、ボルトを触った時に動かないか、などのチェックをしておくのも水漏れを防止するコツに繋がって来ます。

ウォッシュレットのトラブルには電気系統によるものやナットやボルト、パッキンなどのパーツによるものがあるため、状況に応じて専門業者に依頼すべきか否かを決めるのがお勧めです。

 

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